8月21日(日)
千葉市の地域民俗文化財「御浜下り」
前日の「御仮屋祭」に続いての神事です。(御仮屋祭の記事はコチラ)
中世から数百年続いてきたこの伝統的な神事は、昭和期に埋立てで一時姿を消すも、平成12年から復活し、現在はポートパークの浜辺(ビーチプラザ)で執り行われています。
規模縮小で開催された今年、「絵馬笹」がお目見え。
前日の御仮屋祭で書いてもらった絵馬です。地域の皆さんの願いを載せています。
午後6時
神事が始まると、それまでの和気あいあいとした日曜日のポートパークの浜辺は、にわかに神聖な空気に包まれます。
それまで遠巻きに様子を見ていた人たちも、祈祷が始まると一緒に祈りをささげています。
たまたま居合わせた人たちの心が一つになるようで、不思議な感じがしました。
そしていよいよ海中渡御!
本来は大神輿を担いで海中に入るのですが、今年は密を避け、籠で御霊を担ぎます。
願いを載せた絵馬笹も、一緒に渡りました。
浜に上がり、最後は寒川三本締めという、独特なリズムの手拍子で締めます。
来年こそは、神輿の御浜下りを見たいですね!
寒川神社の御浜下り(市地域文化財)(千葉市ウェブサイト)