歴史の秋!加曽利貝塚に行ってきました!〜南貝塚編〜

みなさんこんにちは🐿

先日、千葉市若葉区にある加曽利貝塚に出かけてきました。

前回のブログでは北貝塚をご紹介しましたが、今回は南貝塚についてご紹介します♩

後半には加曽利貝塚近くのオススメカフェもご紹介!是非最後までご覧ください〜

(前回の北貝塚編のブログはコチラ

あなたも縄文人に☆ 復元集落

博物館を出て南貝塚側にある復元集落を目指します。

先程までの舗装された道とは打って変わって草が生い茂る道を進んできます。

なんだかトトロが出てきそうな風景。

猫じゃらしの別名で有名なエノコログサが風に揺られていて秋を感じました〜

復元集落に到着!

ここは縄文時代の集落を再現した場所で、復元竪穴住居が2基あります。

周りを見渡して見えるのは木、草、竪穴住居、太陽。

いつの間にか縄文時代にタイムスリップしてしまったかのようです。

気分はもう縄文人。さっそく中へおじゃまします。

涼しい〜!

博物館から復元集落まで歩いて少し火照った体を休めるのに丁度いい室温でした。

竪穴住居は半地下であるため地面に近い分、夏は涼しく、冬は暖かく過ごすことができるそう。

とても理にかなった住居なんですね〜

住居の中央には囲炉裏がありました。

加曽利貝塚では体験プログラムの1つとして、復元住居内での火焚き体験も行っているそうです。

これからの寒い季節は特に楽しめそうですね!

(加曽利貝塚博物館HP:体験プログラム

見上げると沢山の木が放射線状に立てかけてあるのが分かります。

柱になる木を伐採したり、それらを縛る縄を作ったり…

作る過程を想像しながら、竪穴住居は当時の最新技術の賜物だったんだろうなと思いました。

貝層の中を歩く? 貝層断面観覧施設

続いて加曽利貝塚内最後の目的地、貝層断面観覧施設に。

長径190mの貝層は縄文時代後期の人々が長年に渡って貝殻を積み上げたものだそう。

中に入ると通路の両側に貝層の断面が続いています。

断面をよく見ると、堆積物の紹介が。

人や犬の埋葬、動物骨、焚き火跡まで!

生活の痕跡が多く見られます。

貝塚というと縄文人のゴミ捨て場という印象が強かったのですが、人や犬の埋葬、壊れていない土器が見つかったことで、弔いもの送りの場であったのではないかとも考えられているということを知り驚きました。

実は北貝塚にも貝層断面観覧施設があるのですが、今回まさかの行き忘れ🥲

南貝塚とはまた違った展示方法がされているそうなので、今度はイベント開催日に訪れてリベンジしたい!

南貝塚では、実際に復元住居に入ったり、貝層の大きさを実感したりと、当時の人々の暮らしに更に入り込んで展示物を観覧することができました。

カレーで○○○○を再現♩ KADOCAFE

さて加曽利貝塚を後にし、歩いて15分ほどの場所にあるKADOCAFEさんにやって来ました!

ポップな水色の外壁が目印です♩

ハロウィンが近いからか入り口には悪魔が!可愛い〜

古民家をリノベーションした店内はテーブル席、ソファ席、テラス席が用意されており、ゆっくり過ごすことができます。

こちらでのお目当ては加曽利貝塚の竪穴住居をイメージした「縄文カレー」!

私達は「縄文カレー」、「オムライス デミグラスソース付き」、デザートにKADO CAFE人気No.1メニュー「季節のフルーツワッフル」を注文しました♩

お料理を待っている間は明るい店主さんや常連の方々が話しかけてくださり、みんなでおしゃべり。

皆さんとても優しく楽しい時間を送ることができました〜

そうしているうちにお料理が到着!

こちらが「縄文カレー」

カレーは辛すぎず老若問わず美味しく食べられる味付けです!

中央にどっしりと構える手羽元がほろほろで美味しい〜

こちらが「オムライス デミグラスソース付き」

デミグラスソースは濃厚で、卵は半熟でとろとろ!エビフライがのっているのも嬉しいですよね♡

デザートの「季節のフルーツワッフル」

一皿で季節のフルーツを沢山味わうことができて幸せ〜

ワッフルもサクサクフワフワで、そのまま食べてもとっても美味しかったです♩

美味しいお料理と人の温かみを感じられるKADOCAFEさん、是非足を運んでみてください☆

2回にわたって加曽利貝塚をご紹介しましたがいかがでしたか?

私は久しぶりに史跡に訪れたのですが、これを機に日本各地の史跡巡りに挑戦したくなるくらい楽しむことができました!

加曽利貝塚では施設への移動で屋外を歩くことが多かったので、個人的には気温が心地いい今の時期に訪れるのがおすすめです♩

歴史の秋、加曽利貝塚のみならず地域の史跡に訪れてみるのもいいですね!