2019年秋、新シリーズが始まったぽかぽかインタビュー。
蘇我・千葉みなとの今にクローズアップして、
うみまちの”仕掛け人”を取材しています。
ちばみなと.jpを運営している、平澤誠治さん
第3回のぽかぽかインタビューでご紹介するのは、株式会社せひら代表取締役、平澤誠治さんです。
前回取材した、株式会社TOFの助川知己さんからご紹介いただきました。
平澤さんは、web制作やプログラム開発を行っている傍、千葉みなとを様々な視点から発信しているwebサイト「ちばみなと.jp」を運営されています。
今回は、ちばみなと.jp開設の経緯や変化、千葉みなとへの想いとこれからについてお聞きしました!
平澤さんのご出身は横浜だそうですが、千葉みなとに関わるきっかけは何だったのでしょうか。
「2011年の夏頃、こちらに引っ越してきました。きっかけは、妻の地元が千葉市だったことです。自分も横浜出身ということもあり、元々海辺が好きなので、千葉に来て、同じ海辺の都市で落ち着きます。」
千葉みなとを訪れた時の第一印象はどうでしたか。
「そのときはまだケーズハーバーもなくて、ポートタワーに行きました。ポートタワーからの眺めや見晴らしが良くて、綺麗な場所だなという印象です。」
宇宙一千葉みなとの情報が集まるサイト「ちばみなと.jp」
(ちばみなと.jpより)
千葉みなとの様々な情報発信を行っているサイトの「ちばみなと.jp」の読み方は、「ちばみなとジェーピー」って知っていましたか?そんなちばみなと.jpを開設するに至った経緯についてお聞きしました。
「2016年の春、ちょうどケーズハーバーと桟橋ができたタイミングで開設してます。たまたま2015年の冬にドメインを調べていたら、chibaminato.jpが空いていたんですよね。曲がりなりにも、首都圏で市役所もある千葉市中心部の駅なのに、誰もドメインをとっていない。chibaminato.jpがよく分からない業者に使われたり、放置されたくないと思い、自分が抑えてしまいました。」
ちばみなと.jpにはたくさんの写真が上がっていますが、このコンテンツにも熱い想いがあります。
「自社のメディアとして、写真を撮ったりしながらコンテンツを集めて、ライフワークのように細く長く続けていけるようなサイトにしようと思ったのが始まりですね。宇宙一この地域の写真が集まっているサイトにしようと思い、最初は自分でまちを歩き回って写真を撮ってアップするということをやっていました。」
「また、千葉みなとには多くの住民がいるのに、観光的な情報ばかりで、あまり住民向けの情報がないと感じていました。例えば、近所に新しいパン屋ができたとか、ちょっとした子どもを遊ばせられる公園が整備されたとか。住んでる身としてはそういう情報の方がほしいのに一切なかったので、地元の人の役に立つ住民目線のページにしようとも考えていました。」
昨年は、中央区ふるさと祭りと加曽利貝塚での縄文祭りにちばみなと.jpブースとして出展するという新しいことに挑戦されました。今年は更なるイベントに挑戦しようとしています。
「去年のイベントの延長になるんですけど、ちばみなと.jpのTwitterやFacebookをフォローしたり、シェアしてくださる方とリアルで集まって会合のようなものを開催したいですね。地域をより良くしたいなと思いつつも発信する場がないような方々が繋がることで、化学反応を起こし、面白いことが生まれてほしいです。」
人の動きを生むきっかけに。
インターネットという新しい角度から千葉みなとを盛り上げる平澤さんの未来予想図とは。
「千葉みなとは自分で地域を盛り上げていきたい人にとって自由に色をつけていける土地なのかなと思っています。」
「ドメインをとったこととか、ずっと無料で運営していきたいこととも繋がるんですけど、採算度外視で、千葉みなとを面白くしたい、面白いことを発信したいという人の集まるプラットフォームにしたいです。将来的には、ちばみなと.jpに色々な情報が集まり、そこからどんどん好循環が生まれ、ネットでも盛り上がって、ひいてはそこから人の動きも発生して、イベントがあればみんな情報を見て、まちに出てきて、そこに露店やキッチンカーも出てきてというように、住民たちで盛り上がっていってほしいですね。ちばみなと.jpが、そんなまちの動きをつくるきっかけになればなと思っています。」
ちばみなと.jpは、開設やコンテンツなどサイトに関わる全てについて、千葉みなとの住民を想って作られていました。
平澤さんの千葉みなとへの愛が伝わってくる、そんなインタビューになりました。
(ちばみなと.jpより)
ちばみなと.jpは下記URLから閲覧できます。
取材のご協力、誠にありがとうございました。