新県庁舎完成、旧県庁舎解体
昭和37年ごろ。旧県庁舎(手前)と現中庁舎(奥)|ちば県民だよりH26 4月号より
現中庁舎
昭和37年9月、千葉県の顔の役割を担う新しい県庁舎(現中庁舎)が完成しました。旧県庁舎は昭和37年ごろまで利用され、その後は新たに作られた県庁舎に利用が切り替わっていきます。
旧県庁舎の特徴
明治44年、都川を通して資材を運ぶことができたため、石造りのルネサンス様式の県庁舎が建設されました。設計者は、後に国会議事堂などを手掛けた矢橋賢吉(やばしけんきち)と、県立佐倉高校旧本館(現記念館)などを設計した久野節(くのみさお)。
正面入り口の円柱と大きなドーム型の屋根が特徴的であった庁舎は、新しい県庁舎の完成までの約50年間、県政の拠点となりました。
なお、現在の地上20階建ての本庁舎は、平成8年の完成。議会棟1階では、旧県庁舎の模型を展示しており、旧県庁舎と県議会の歴史について簡単に紹介してあるそうです。
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