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<お仕事について>
―お仕事について具体的にどのようなことをなさっているのか教えてください。
「ゼネラルマネージャーという仕事は『結婚式をしたいというお客様が増えるためにはどうしたらいいか』や『アマンダンセイルという会場を知ってもらうためにはどうしたらいいか』等を考えたり、ウエディングプランナーやレストランでお客様に食事を提供するスタッフたちと一緒に仕事をする中で、『現場に出ているスタッフがより活躍・成長できるためにはどうしたらいいか』、『スタッフたちが抱えている課題を乗り越えるためにはどうしたらいいのか』といったスタッフの成長を支えるということなどが主な仕事だと思っています。」
―元々ブライダルで働こうと思った理由を教えてください。
「大きく理由は2つあって1つ目が、ずっとサッカーをやっていて、チームの素晴らしさと支えてもらっている家族や仲間の大切さに気づいたことですね。チームで協力して試合に臨んだり、仲間が頑張ったことを一緒に喜べたり、チームで何かをできるというところにすごく魅力を感じていたことに加え、親が応援に来てくれたり送迎してくれたりと、チームのためにいろんな人が支えてくれているということをサッカーを通じて知ることができました。」
「2つ目が転勤族だったので、小・中学校を何回か転校しているんですけど、転校しても繋がってくれている仲間がいて、新しい学校での出会いもあって、そういった仲間を、仲間と仲間同士は知らないけど僕を介したら仲良くなれるかもしれないという風に考えた時に、いろんなご縁があって、いろんな場所で知り合った人たちが1か所に集まれる場所を作りたいなという風に思い、それが結婚式でした。今の2つの理由からブライダルで働きたいなと思いましたね。」
―どのような時にやりがいを感じられますか。
「以前は現場に入って結婚式を作る側だったので、ウエディングプランナーが当日まで2人の想いを聞いて、『どういう結婚式にしたいか』、 『どういう人たちに感謝を伝えたいか』などを話し、当日はお料理を提供するスタッフやカメラマンさん、フローリスト、牧師先生など、いろんな人と結婚式を作り上げていく時にすごくやりがい感じていたんですね。しかし今のポジションになってからは、今まで培ってきた経験や結婚式の本質みたいな部分をスタッフに伝え続ける中で、そのスタッフたちの頑張りが結婚式を通じてお客様に伝わり、『本当にいい結婚式でした』とか『あなたに結婚式の担当をしてもらえて本当に良かったと思います』といった感謝の言葉をいただいた時がすごくやりがいに感じるようになりました。」
―お仕事をする中でこだわりはありますか?
「ただお客様の希望を叶えるイエスマンになるのではなくて、結婚式をより良くするための提案をするという意味でのノーを言うということもすごく大事だなと思っているんですね。得られる情報が増えていろんな選択肢が増えたからこそ、理想とする結婚式の数もたくさん増えたと思うんですけど、良い反面、結婚式のプロとしてノーと言うこともすごく大事だということを考えながら仕事に取り組んでいます。」
―千葉みなと地域における魅力づくりのために工夫なさっていることはありますか?
「アマンダンセイルにあるレストランでは、千葉の食材や竹炭を使わせていただいて、料理を通して千葉の魅力を表現しています。また、さんばしまつりのようなイベントがあった際に出来る限りの協力をさせていただいたり、お子様縁日では場所を提供することで施設を通じた協力体制を整えさせていただいます。結婚式を行ってきたからこそ、スタッフの経験値として、イベントを手伝えるような素質や能力がかなり備わっているかなと思うので、千葉みなとでイベントを開催するとなった時に、そこに花を添えられるような形で協力させていただくことは多いと思います。」
―これからの千葉みなとをどういった街にしていきたいですか。
「アマンダンセイルという会場が千葉みなとにあって、この千葉みなとという場所が結婚式を行ってくださったお客様にとっては思い出の場所になってくると思うんですよね。これからも結婚式を挙げてくださったお客様にとっての思い出の場所であり続けられるように、このアマンダンセイルと千葉みなとを将来もしっかり残せるようにしたいなと思っています。また、アマンダンセイルきっかけではなくてもイベント等で千葉みなとにお客様が足を運ぶきっかけにもなると思うので、そういったイベントをお手伝いして千葉みなとを少しでも盛り上げられるように、できることは協力していきたいなと思っています。」
人々の思い出を育み、保管していくことも街の役割なのですね!神谷さんが思い出の場所としての千葉みなとを支えていきたいという想いが伝わってきますね。
<最後に>
最後に神谷さんからアマンダンセイル内をご紹介していただきました!
この度はお忙しい中、インタビューを引き受けていただきありがとうございました。
記事を読んでくださった皆様に神谷さんの想いが伝われば幸いです。
(2024年10月取材・撮影:茂山・宮)