みなさんこんにちは!
日々暖かくなってきて、桜の開花を心待ちにしている筆者です✿
先日、千葉県立美術館で開催されている
「山本大貴 -Dignity of Realism-」に行って参りました!
山本大貴さんは千葉県出身の写実画家で、看板から伝わる通り
とっても繊細な作品を描かれる方です。
いただいたフライヤーの写真です。
私は夏に同所で開催されていた
「千葉からはばたく新世代アート展 千葉の新進作家vol.2 100%ORANGE オレンジ・ジュース」
の展覧会にも足を運んだのですが、そのときは小さい鞄で行ってしまったので泣く泣くフライヤーを折って持って帰ってくることに…。
(気になる方はブログ『「100%ORANGE オレンジ・ジュース」の展示へ』をご覧ください。)
その教訓を生かして今回は大きな鞄で行ったので、折らずに持って帰って来られたゾ!という自慢の写真です😊(笑)
今回の感想は、一言でいうと、月並みな表現にはなりますが「本当に絵画!?」と疑ってしまうような作品たちでした。
描かれる女性の瞳の艶、陶器のような肌の質感、結った髪の束から数本こぼれ落ちる後れ毛。
周りに置かれた調度品、装着する機械、女性に焦点を合わせるようにぼかされた壁。
その全てが完璧と形容したくなるほどリアルで、つい近寄って細部までまじまじと眺めてしまいました。
近寄って見ていると、ついその世界観に引き込まれて時間の経過を忘れてしまうような、そんな絵画でした。
私は女性の髪の艶(美髪の証である「天使の輪」と呼ばれる部分)と、女性が身につけているドレス、作品に彩りを与える花瓶に生けられた花の描写が特に気になって、思い出せばその部分ばかり見ていたような気がします。
調度品の選択や配置、きめ細やかな描写、女性の表情と存在そのもの。見たい箇所が多すぎて、なぜか絵画の目で慌てました。(笑)
展示場内には撮影OK(私的利用に限る)の絵画もたくさんあり、写真を撮られている方も多かったです📷
ですが、あまりにも繊細な絵画ゆえ、絵画が掛けられた壁にギリギリまで近寄って覗き込むように鑑賞されている方も多く、引きで絵画の全体像を撮るのは至難の業かもしれません!!
こちらの展示は、3/21まで開催されています。
ノスタルジックな世界にも、近未来にも連れて行ってくれるような感覚になるこの展覧会。
みなさんぜひ足を運んでみてください!
♪お知らせ♪
現在ぽかぽかぽーとは、アリオ蘇我にて「ぽかぽかフォトコンテスト」の展示会を開催しています。
お近くにお越しの際は、ぜひお立ち寄りください✨
文:椎名司(NPO法人Drops)